仮想通貨の被害で最も多いのは、価格変動ではなく不正アクセスによる流出です。基本設定だけで防げるものが大半を占めます。
まず二段階認証(2FA)は必須です。SMSではなく認証アプリ方式が推奨され、設定直後にバックアップコードを安全な場所へ控えます。次にパスワードは他サービスと使い回さず、長く複雑なものを。
フィッシング対策も欠かせません。取引所を名乗るメールやSNSのDMからログイン画面へ誘導する手口が典型的です。ログインは必ずブックマークや公式アプリから行いましょう。
長期保有分については、取引所に置きっぱなしにせずハードウェアウォレットへの移管を検討する考え方もあります。秘密鍵を自分で管理する分、紛失時の復旧手段(リカバリーフレーズ)の保管が生命線です。
最後に、出金先アドレスの制限(ホワイトリスト)機能がある取引所では有効化しておくと、万一の際の被害を限定できます。